業務用空調の寿命は?交換時期や延ばす方法を解説

皆さんこんにちは!川口市や支店のある仙台市を中心に空調設備工事、ダクト工事、配管工事を行っている株式会社 フェイスです。業務用空調は快適な室内環境を維持する上で欠かせない設備ですが、長期間の使用や適切なメンテナンスの怠りによって劣化が進み、故障や性能低下の原因となることがあります。本記事では、業務用空調の寿命について詳しく解説し、その寿命を延ばすための方法や交換時期について詳しく解説します。是非、業務用空調の適切な管理とメンテナンスに役立てていただければ幸いです。



■業務用空調の重要性や家庭用エアコンとの比較について


業務用空調は、商業施設やオフィスビルなどの大規模な空間を快適な温度や湿度に保つために利用される重要な設備です。これらの施設では、従業員や顧客の快適性や健康を確保することが求められます。業務用空調は、外部からの熱や湿気を取り除き、清潔な空気を循環させることで、効率的に室内環境をコントロールします。家庭用のエアコンと比べると耐久性や馬力が強い事が挙げられます。

その為、家庭用のエアコンでは対応できないほどの広い部屋でも対応可能です。

室内では人の出入りにより扉の開閉が行われ、外気の影響を受けやすいと言われていますが、業務用空調にすることで外気の影響をうけても室温を一定に保つ事ができます。

また、業務用空調は、家庭用エアコンと比べても耐久性に優れています。例えば、家庭用エアコンの耐用年数は約6年~約10年と言われていますが、業務用空調の耐用年数は約12〜13年と言われています。

このように業務用空調は家庭用のエアコンと比べても耐久性や馬力にも優れていることからオフィスビルや店舗などで使用される傾向にあります。このことからも業務用空調の重要性が見てとれます。




■業務用空調の仕組み


・圧縮機


空調機器の中心的な部品の一つであり、冷媒を圧縮して高温高圧のガスに変える役割を担っています。このガスは冷媒サイクルを通じて放熱し、室内の空気を冷やす際に熱交換を行います。圧縮機の性能やメンテナンスの状態は、エアコンの冷却能力や効率に直結するため、定期的な点検や適切な使用が重要です。


・四方弁

業務用空調の四方弁は、冷凍サイクルにおいて重要な役割を果たす部品の一つです。主に冷媒の流れを制御し、圧力や温度を調整します。四方弁は、空調の効率的な運転や寿命を保つために必要不可欠です。適切なメンテナンスや定期的な点検が行われていれば、四方弁の故障や劣化を防ぐことができ、空調の性能を維持することができます。


・膨張弁

業務用空調の膨張弁は、冷媒の流れを制御する重要な部品です。膨張弁は、圧力を下げることで冷媒の温度を下げ、室内の空気を冷やす役割を果たします。正確な制御が必要なため、膨張弁は高精度な調整が施されています。適切な設定により、空調の効率が向上し、寿命を延ばすことができます。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、膨張弁の効果を最大限に引き出し、空調の性能を維持することが重要です。


・熱交換器

業務用空調には「熱交換器」があり、放熱する構造です。冷房時には室外機の熱交換器、暖房時には室内機の熱交換器が放熱の役割を果たします。圧縮機で高温高圧になった冷媒ガスが四方弁を通じ、熱交換器へと入ってきます。そして、冷媒ガスは放熱によって温度が下がり、液体へと状態が変化するのです。同じ温度でも液体より気体のほうが熱エネルギーの大きさがあり、冷媒が気体から液体へと変わるときに熱を放出します。暖房時であれば、熱交換器で温められた空気がファンによって室内に吹き出されます。液体になった冷媒はさらに温度が下がり、膨張弁へと送り出されるという仕組みです。



■業務用空調の寿命について


業務用空調の寿命は一般的に10年〜15年ほどと言われています。しかし、頻繁な発停止があることや24時間連続で稼働していることいる場合は耐用年数が短くなる可能性があります。他にも、室内の室温や湿度が著しく変化する環境の場合にも平均の耐用年数よりも短くなる場合があります。その為、定期的な点検や異変が生じた際にはすぐに専門の業者に相談することをおすすめします。


・寿命を延ばすための方法


業務用空調の寿命を伸ばすうえで、重要になってくるのは、フィルターなどの内部を定期的に清掃することです。空調は室内の空気を吸い込み熱交換を行う事で温度を調整しています。その為ホコリなどが付着していると機械に負担が掛かり寿命が短くなってしまうので空調内部もこまめな清掃が必要です。また屋外にある室外機もホコリや虫、枯れ葉などで詰まりやすくなるため1年で1,2回清掃する事をおすすめします。空調も誰も使わないときには電源をオフにするなど、使用頻度も寿命に関わってきます。適切に使う事で、寿命だけでなく、電気代まで節約する事ができます。また、なかなか清掃に時間が取れない場合や専門の業者に点検、メンテナンスをお願いする事で寿命を削らず長く使う事ができます。


■まとめ


今回は、業務用空調の種類や寿命について解説していきました。日常生活や仕事など空調がなくてはならないものになっています。そのため、空調も使用頻度が高くなっていたりする事から適切に使わなければ寿命を縮める可能性があります。寿命が縮まれば、故障にも繋がり交換や取替、修理などで出費がかさんでしまいます。それらを未然に防ぐためにも定期的なメンテナンスをし空調を長く使えるように対策をしましょう!



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