空調設備工事とはどんな仕事?工事過程についても解説

皆さんこんにちは!川口市や支店のある仙台市を中心に空調設備工事、ダクト工事

配管工事を行っている株式会社 フェイスです。皆さんは空調設備工事についてご存じですか?地球温暖化の影響で年々暑くなってきておりこの100年間で約2℃平均気温が上昇していると言われています。そのため快適な室内を環境をつくるためには空調はなくてはならないものとなっています。そこで今回は、空調設備工事とは一体どういった工事なのか、工事の過程についても解説していきます。



■空調設備工事とは


空調設備工事とは、建物や施設において、快適な室内環境を確保するために行われる工事のことです。具体的には、空調機器の設置や配管、配線、制御システムの設置などが含まれます。空調設備工事は、建物の構造や用途に合わせて計画され、設計から施工、保守までの一連の工程が行われます。施工現場では、専門の技術者や作業員が協力して作業を進め、完成後は性能試験や保守点検が行われます。快適な室内環境を確保するためには、適切な空調設備工事が欠かせません。


・空調設備新設工事


空調設備新設工事は、建物や施設において、空調設備を新たに設置する作業のことを指します。この工事は、建物の利用目的や使用環境に合わせて、適切な空調システムを設計し、設置することで、快適な室内環境を確保するために行われます。

まず、空調設備新設工事では、建物や施設の構造や用途を考慮して、適切な空調設備の種類を選定します。次に、設計段階では、建物のレイアウトやサイズ、利用環境などを考慮し、最適な空調システムの設計図を作成します。

工事の実施では、まず建物内外に設置する機器やパイプなどの準備を行います。その後、空調機器や配管、ダクトなどを設置し、電気配線や制御システムの取り付けを行います。最後に、設置した機器やシステムの動作確認や調整を行い、工事が完了します。

空調設備新設工事は、建物や施設の使用環境や快適性を向上させるだけでなく、省エネルギーや環境負荷の低減にも貢献する重要な工事です。




・空調設備改修工事


空調設備改修工事は、建物や施設の空調設備を改良、更新する工事のことです。古い設備の効率が悪くなったり、故障が多くなったりした場合、または新しい機能や省エネ効果を求める場合に行われます。具体的な工程は、現状の設備の調査・評価、改修計画の立案、設備の取り外し、新しい設備の取り付け、動作テスト、最終検査となります。改修工事には専門知識が必要であり、施工業者の技術力や経験が重要です。設備の改修により、快適性や省エネ効果が向上し、設備の寿命も延びることが期待されます。


・空調設備メンテナンス工事


空調メンテナンスではまず「測定」をしていきます。

測定とはどういうことをするかというと、エアコンの「吸い込み温度、吹き出し温度」などを確認していきます。エアコンは空気中の「熱」を冷媒が運搬することで温度調節を行なっていますが、冷房の時に室内機からはちゃんと冷たい空気が出ていて、室外機からは熱を含んだ暖かい空気が吹き出されているかどうか?

暖房の場合はその逆で、室内機から暖かい空気が出ていて、室外機からは熱を室内に運んだ後の冷たい空気が出ているかを確認します。もしこれらが正しく作動していない場合は、故障の可能性が高い為修理が必要です。


他にも「ガス漏れ」や「水漏れ」の確認も行います。

空調機は、配管の中を通る「冷媒(フロンガスなど)」が熱を運搬する事で、温度の調節を行っています。その為ガス漏れが起きていないかどうかも確認する必要があります。フロンガスが漏れている場合は、空調の効き具合が悪くなることやフロンによってオゾン層が破壊され大量の紫外線が振りそそぎ、人体にも悪影響を与えると言われています。


※ただ現在ではフロンガスを使用した空調機器はほとんどありません。




■空調設備工事の重要性について


空調設備工事は、建物や施設における空調システムを設置・改修する工事のことです。その重要性は、快適性や健康面だけでなく、省エネや環境への配慮にも関わっています。

まず、快適性と健康面においては、適切な温度や湿度、空気の清浄度を維持することが重要です。特に、居住空間やオフィスなど長時間滞在する場所では、快適な環境が生産性や健康に直結します。適切な空調設備工事によって、快適な環境を確保し、居住者や利用者の健康を守ることができます。

さらに、省エネや環境への配慮においても、空調設備工事は重要な役割を果たします。エアコンや暖房などの空調設備は、建物のエネルギー消費の大部分を占めています。適切な設計や施工によって、エネルギー効率の良い空調システムを導入することで、省エネ効果を高めることができます。また、エネルギー効率の向上は、CO2排出量の削減にもつながり、環境負荷の低減につながります。

以上のように、空調設備工事は快適性や健康面だけでなく、省エネや環境への配慮にも重要な役割を果たします。適切な設計や施工を行うことで、建物の快適性やエネルギー効率を向上させることができます。




■空調設備工事の工事過程


・空調工事の一般的な工程と流れ


①現地調査と計画立案

まずは施工予定の現場を調査し、空調設備の配置や設置可能な場所を確認します。その後、設計図を元に工事の計画を立案します。機材の搬入経路の確認も同時に行います。

②資材の準備

施工前に必要な資材や機器が調達されます。エアコンやダクト、配管などの部品が搬入され現場に準備されます。また、誇りなどが落ちないように養生も平行して行われます。

③配線工事

電気配線が行われます。エアコンや送風機、制御パネルなどの電気設備が取り付けられ、配線が設置されます。

④ダクト工事

エアコンから送られる冷暖気を建物内に適切に分配するためのダクトが設置されます。ダクトの形状や配置は、建物の構造や利用状況に合わせて決定されます。

⑤配管工事

冷媒や水などの流体を建物内外に送るための配管が設置されます。配管の経路や接続方法は、設計図に基づいて行われます。

⑥設備機器の設置

エアコンや送風機、制御パネルなどの設備機器が建物内外に設置されます。機器の取り付け位置や設置方法は、設計に基づいて行われます。

⑦テスト運転

施工が完了した後、空調設備のテスト運転が行われます。冷暖房機能や送風機能などが正常に作動するか確認され、必要に応じて調整が行われます。

⑧完成検査

施工が完了した空調設備について、建築基準法や施工基準に適合しているかを確認するための検査が行われます。合格した場合、空調設備工事は完了となります。




■まとめ


今回は、実際に空調設備工事について見ていきましたが、空調は日々の生活に欠かせない物となっており需要が比較的安定しています。そのため、安定した仕事を求める方にとっては魅力的な分野と言えます。空調設備工事は、快適な居住空間や労働環境を提供するために必要不可欠な工事です。そのため、社会全体の生活の質を高めるために重要な役割を果たしています。



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